日記・コラム・つぶやき

2017.01.06

爬虫類好きのマンガいろいろ

先日の正月,うちの奥さんの実家の年始の恒例すき焼きにおよばれした時に義理の姪っ子(小三)がついにヒョウモントカゲモドキを買ってもらったという話をしてくれました.思わず「どんな品種?」と訊いてしまったのですが,「ハイイエロー」と答えてくれたので,すき焼きを食べつつ軽く爬虫類談義.

 一般人の同年代の友達のところでも,小学生のお嬢様たちが爬虫両生類が好きだったり,虫が好きだったりするので(男子はそういう動物に興味ない子が多い),今どきの小学生女子は皆さん昆虫や爬虫類,両生類が好きなのかと思ってしまいますね.みんな健全な生きもの好きに育ってくれると良いなぁ,と思います.

 ところで,最近,爬虫類好きの主人公のマンガをいくつも見つけました.

●「マドンナはガラスケースの中(1)」「マドンナはガラスケースの中(2)

 爬虫類ショップ店員の主人公と,その店に出入りするようになったちょっと大人びた小学生の女の子の話.ちょっと微妙なアブノーマルさもあるけれど,人間関係に不器用な子たちのドラマとして面白かったです.話の合間には作者によるヒョウモントカゲモドキ飼育のことが描かれてます.
 ボクはKindle版を買って読んだのですが,紙のコミックがあるかどうかは不明.

●「秘密のレプタイルズ(1)」(以下続刊)

 こちらは主人公がサラリーマンで,ヒロインが爬虫類ショップ店員.マドンナ…よりもだいぶんギャグマンガ寄りだけど,マジメな部分もあり.ヒロインの長良さんが,いろいろ飼いやすい爬虫類を勧めてくるのがヤヴァイ.いや,飼いたくなっちゃうからね(笑)

●「アヤメくんののんびり肉食日誌(1)~(6)」(以下続刊)

 上の二つに比べれば圧倒的にメジャーなマンガみたいで,実写映画にもなるとか.
 このマンガは,主人公が化石のクリーニングが大好きな大学生の女性で,現生脊椎動物の形態学の研究室に出入りさせてもらっているという設定.そこに教授の知り合いで帰国子女の,ちょっと変わった男の子アヤメくんがあらわれて…,という話で,このアヤメ君が考古学者の息子で恐竜とか爬虫類が好きという内容です.
 あんまり古生物と現生生物を同時に扱っている研究室は無いと思うのだけど,形態学ならアリなのかな.そこの研究室では動物園で死んだ大型動物の解剖とかもしていたりして,なんでも解剖することで有名な某先生っぽい雰囲気もあったりします.
 さて,基本的には女性誌連載のマンガなので,1巻あたりはすごーーくレディスコミックっぽい展開だったりして,いろいろ違和感を感じるのですが(実験室でセッ●スしちゃいかんよ 笑),2巻以降はどんどんと研究室マンガらしくなっていきます.院生の人たちが登場したあたりから,大学の研究室としての描写が劇的にリアルになって,「動物のお医者さん」っぽくなっていきますし,巻が進むとキャラも立ってきて,主人公の周りの人たちも皆おもしろくなってくるので,かなり楽しいです.

 

 まあ,こんな感じで,すっかり爬虫類飼育も市民権を得た(?)なぁ,と感慨深いですね~.

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2016.12.13

「淡水魚保全の挑戦」

 

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新刊が出たので宣伝しておきます.
今後より良い保全活動がおこなわれることを期待したいですね.


叢書イクチオロギア4.淡水魚保全の挑戦:水辺のにぎわいを取り戻す理念と実践」.
日本魚類学会自然保護委員会編(渡辺勝敏・森誠一責任編集).
東海大学出版部,秦野.346pp.

<目 次>
巻頭言 「ざわめく自然」を求めて  
はしがき 

第I部 日本産魚類の危機と保全
 第1章 レッドデータブックからみた日本産魚類の危機
    (細谷和海・瀬能 宏・渡辺勝敏)
  コラム1 クニマスの再発見,その意味と課題
    (森誠一・渡辺勝敏)
 第2章 保全手法としての放流─その有効性と危険性─
    (渡辺勝敏)
  コラム2 イトウの保全単位を考慮した放流とモニタリング
    (江戸謙顕)

第II部 魚類の積極的保全事例
 第3章 ミヤコタナゴ野生個体群を長期的に存続させるために─自然生息地における繁殖補助と生息環境の創出の試み─
    (綱川孝俊・酒井忠幸・久保田仁志)
 第4章 イタセンパラ:生息地再生と野生復帰プロジェクト
    (上原一彦)
 第5章 シナイモツゴとゼニタナゴの永続的な保全をめざす戦略と取り組み
    (高橋清孝)
  コラム3 タナゴ類の放流と危機
    (熊谷正裕)
  コラム4 わたしたちはどうすればいいのか?―南限のキタノアカヒレタビラの保全のために
    (馬場吉弘)
 第6章 ウシモツゴ:決して諦めない外来種対策
    (向井貴彦)
  コラム5 分布拡大が止まらない! 九州の国内外来魚に関する最新事情
    (鬼倉徳雄)
  コラム6 魚介類の導入と魚病の拡散
    (釜石 隆)
  コラム7 タイの国内外来種となったメコンのシンボルフィッシュ:メコンオオナマズは絶滅寸前種か?
    (プラチヤー・ムシカシントーン)
 第7章 イチモンジタナゴ:地域とともに将来につなぐ
    (北村淳一)
 第8章 行政,市民,研究者の連携による保全と再導入:絶滅危惧種ヒナモロコ
    (小早川みどり)
 第9章 生物学への探究心と郷土の宝を守る心─環境教育としての調査活動─
    (山村奈美子)
  コラム8 ネコギギ:地域の川での復活を信じて
    (後藤健宏)
  コラム9 里魚を守る方法
    (森 誠一・北島淳也)
 第10章 ポルトガルの絶滅危惧コイ科魚類の保全に向けた“自然的”生息域外繁殖と再導入
    (Sousa-Santos et al. )
  コラム10 海外における希少魚の保全と放流
    (渡辺勝敏)

第III部 魚類を本当に増やすには
 第11章 野生復帰を目指した生息域外保全:水族館の役割と限界
    (池谷幸樹)
  コラム11 アユモドキの危機と生息域外保全
    (阿部 司・渡辺勝敏)
  コラム12 米原市醒ヶ井産ハリヨの危機
    (松田征也・森 誠一)
 第12章 環境改善─人工構造物が作る生息環境─
    (森 誠一)
 第13 章 外来魚類対策:侵略的サケ科魚類に焦点を当てて
    (谷口義則)
  コラム13 淡水魚類保全のための法制度
    (小林 光)
 第14 章 積極的保全:何を目指し,どのように守っていくか?
    (森 誠一)

付録  生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン

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2016.07.12

魚類の標準和名の話

●昨日買ったアクアライフ2016年8月号を,ぱらぱら~っと見てたんですが,魚類の分類とか標準和名について全く理解されてないんだなぁ… と思ったので,ちょっとだけそういう話を書いてみます.

●生物の学名については,動物は国際動物命名規約,植物は国際藻類・菌類・植物命名規約というのがあって,厳密なルールのもとに1種の生物に対して1つの学名を使うようにされています.そのため,ある種の生物に対して,複数の人がそれぞれ独自に学名を提唱したときは,適切な媒体に,適切な方法で,先に新種記載をおこなった方を採用します.そうでなければ,混乱するからです.

 学名は世界共通の名前ですが,日本では,それに対応する「標準和名」というものがあります.たとえば,図鑑などで「ミナミメダカ Oryzias latipes」と書かれていたら,ミナミメダカが標準和名で,Oryzias latipesが学名です.

●日本人の研究者が少なく,一般市民にもなじみの薄い分類群の場合,研究者は学名が分かれば良いし,一般市民は個々の種を判別する機会がほとんどないので,学名と標準和名が一対一で対応しないものも多いです.しかし,少なくとも魚類については,単なる「和名」(=日本語名)ではなく,「標準和名」(=学名と対応した,その種に固有の日本語名称)として,多くの日本人が,魚の「種」を理解して親しめるように,また,水族館や水産流通で混乱が生じないようにしています.

 標準和名の混乱ということでは,差別的用語を含む標準和名を付けられた魚種について,水族館や書籍等が配慮して,独自の名称で展示や掲載をするなどのこともあったため,同じ魚種に対してさまざまな呼び名が使われていたことがあります.そうした問題を解消するために,2007年に差別的標準和名の改案が提唱されました.(日本産魚類の差別的標準和名の改名案) この時は,「言葉狩りだ」などの批判的な意見も世間ではありましたが,標準和名の安定化のために大鉈を振るったものです.

●さて,少し話が横道にそれましたが,標準和名は学名に準じて,1種につき1つの名称となるように,魚類学者の皆さんは配慮して使っています.そのため,「標準和名の提唱」というのは,それほど軽々しく行うものではなく,学名に準じて,適切な媒体に,適切な方法で,適切な記載を伴って提唱されたものを採用します.

 たとえば,仮想的な例として,ダイビングで未記載種らしき魚を撮影した人がいて,ウェブページ(もしくはSNS)で,「未記載種発見 \(^_^)/ ここではみんな○○って呼んでるよ~」と書いたからといって,「○○」という標準和名が「提唱」されたことにはなりません.

 なぜなら,写真を見ればその種と確実に判定できるとは限らないからです.写真に写っている特徴で充分なのか? また,複数の個体の写真があって,その中でさらに種を分けるようなことになった場合,どの個体が「○○」に該当するのか? 他の場所で,似たような魚が撮影もしくは捕獲された時に,「○○」と同種なのか類似の別種なのかを判定できるのか? 写真をウェブにあげているだけでは,標準和名として使うための情報が足りません.

 つまり,ウェブに上げた写真を,愛好家が好きな名前で呼ぶのはかまいませんが,それは標準和名ではないのです

 標準和名は,学名と同様に,同種と考えられる複数個体の標本の形態(それに加えて近年はDNAの塩基配列)を,類似した他種すべてと比較して,区別できる形態的特徴などを適切に記載した上で,1個の標本を規準にして提唱します.

 このような,めんどくさ~い作業を経ることで,将来分類が進んだ時や,他地域で類似の個体が採れた時に,どの個体がどの種なのか(=どの標準和名の分類群か)同定できるようになるわけです.

●また,複数の人が同じ種を発見して研究を進めていた場合,先取権争いが生じることもあります.そのときに,「標準和名を提唱する記載論文が先に出版された方」が優先されます.論文に時間がかかりそうだからウェブで先に名前を広めておこう! なんていう戦略は,モラルに反するし,認められません.

(自分が言わなければ良い,というものでもありません.仲間が代わりに広めるのでも同じことです.分類学で博士号をとったような人が,こういう研究者倫理に著しく反するようなことをしてはいけないと思います)

●ちなみに,標準和名で揉めた近年の事例として,「ナンヨウマンタ」と「リーフオニイトマキエイ」があります.オニイトマキエイは,「マンタ」とも呼ばれてダイビングで人気の大型エイですが,日本で見られるオニイトマキエイが2種だったことが判明しました.その時に,別々のグループが標準和名を提唱して,それぞれ「ナンヨウマンタ」と「リーフオニイトマキエイ」と呼んでいました.板鰓類の学会誌でも両方の論文が同時に掲載されたりして揉めていたのですが,日本産魚類検索第3版では,「ナンヨウマンタ」を提唱した論文の方が先行研究などを適切に踏まえていることで適切として,「ナンヨウマンタ」を標準和名としています.

 他にも,個人的な失敗談として,新標準和名を提唱する論文を書いた際,その論文が出る前に友人に,その時点で考えていた標準和名を話したことがあります.その後,論文が出版されるまでに考え直して,予定していた標準和名を少し変更したのですが,その友人が没案の方の標準和名でローカルな印刷物に紹介記事を書いてしまったので,大変に焦ったことがあります.すぐに,新記事で訂正するようにしたのですが,悪意が無くとも,このようなミスが生じうることを痛感した出来事です.

●長々と書きましたが,ようするに,ホームページやブログ,SNSで,標準和名の提唱はできないし,プロはそのような不用意なことはしないということであり,アクアライフの記事(というかマンガ)の内容には間違いが含まれている,ということです.

 あと,その記事でカワムツのことも書いてあったりするけれど,あれもダメですね… 日本のカワムツの系統地理は論文が出ていないものの,過去に学会発表などされているので,遺伝的に大きく異なる集団に分かれているのは「知る人ぞ知る」ことではあったのですが… 学会で聞きかじったことをTwitterで「カワムツは複数種だ」と吹聴した人がいたことも一因ではないかと心配してるのですが,不十分な知識で,あいまいな情報をSNSに拡散させるようなことはしない方が良いと思うのです.

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2016.01.23

2016年1-2月イベント情報

この1,2月にはイベントがいろいろありますので,告知します.
2/14は誰かチョコレート下さい…男性以外で(笑)
 
 
 
2016年1月31日(日) 13:30-16:30

 「伊勢湾流域圏の再生シンポジウム」

 じばさん三重6Fホール(近鉄四日市駅前)
→詳細はこちら
 
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2016年2月14日(日) 13:30-15:30
 「清流長良川の鮎」世界農業遺産認定記念 環境講演会
 「身近な里の魚たち ~いろいろな魚が暮らす関市の里山~
 わかくさ・プラザ「学習情報館・多目的ホール」(関市役所近く)
 
 予約不要・入場無料
 
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◆内容 ビデオ上映(15分)「げんごろう ~中池の池干し~」
(関市広報番組「明日を創る関のまち」 平成21年12月号より)
講   演(30分)講師:岩佐昌秋さん
(長良川小瀬鵜飼 宮内庁式部職鵜匠)
講   演(60分)講師:向井貴彦さん
(岐阜大学地域科学部准教授、日本魚類学会自然保護委員)
質疑・応答(15分)
◆展示 環境ネットせきの活動紹介
◆主催 関市  ◆後援 関市自治会連合会  ◆協力 環境ネットせき
照会先 生活環境課 ☎0575-23-7702
 
 
 
 
2016年2月21日(日) 13:30-16:30
 「清流長良川流域の生き物・生活・産業」連続講座

 絶滅危惧種ウナギを食す日本!
 長良川に生きぬくウナギと伝統漁法から
 鰻をうまくいただく未来を考えよう!

 ウインクあいち 10階1002会議室
 
→詳細・参加申込みはこちら
 
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2016.01.01

謹賀新年2016

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 明けましておめでとうございます.
 本年も元日から向井研究室は営業中です.(と,いいつつ明日・明後日は休みます)

 昨日の昼間,地域科学部あたりに定着している野良猫たちが,餌をくれる人がいないのですごく物欲しそうにしていたのでコンビニで猫餌を買ってあげてみたら,一回で憶えられてしまって,今日も同じくらいの時間に同じ場所に行ったら「あ! 昨日の人だ!!」っていう感じでエサを要求されるようになってしまいました… 自分が飼育している魚や爬虫類と比べると,哺乳類の学習能力はハンパないですね.

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↑この写真は昨日の様子.
 なお,全個体が右耳に去勢・避妊済みのマークがあります.そうでなければ,むやみな餌やりはしませんので,あしからず.

 
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 実験の方も,こんな感じで順調に.
 共同研究として某地方の某淡水魚約200個体の系統判別をする約束をしていたのに,なかなか時間が取れなかったので年末年始にやってます.今年度の予算はすでに赤字確定ということもあって,普段使っていない安価・簡便なDNA粗抽出と,すごく久しぶりのPCR-RFLPなので,12/29に予備実験をしてうまく行くのを確認した上で,3日間かけて進捗率60%… ま,ぼちぼちのペースですね.しかし,責任重大な上に超ボリューム満点のデスクワークが,なかなか進まなくてツライ…

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2015.12.31

年末年始の予定

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みなさま,今年もいろいろお世話になりました.
当研究室は年内は休まず営業,新年は元日から営業いたします.
 
 
っていうことで,リア充爆発しろ!!
 
 
という理系ラボらしいことをいうと,「あんたが爆発しろ!」といって御叱りを受けることが最近立て続けに(笑) いや,かたっぱしから1月○日締切みたいな依頼が大量に来ると年末年始も休んでられないし,この不満をぶつけたいだけなのですよ.
 
 実際は大みそか・元旦は実験とデスクワークをするけど,1/2-3は実家への挨拶に出向かねばならないし,1/4は会議で出張なので,ずっと休まずラボにいるわけでもないんだけどね.
 
 では,みなさま,良いお年を.

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2015.12.29

「世界のハイギョ展」@アクアトト

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2015年の12月19日から世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで企画展「世界のハイギョ」が始まったので見てきました.初日に見に行って,その後,もう一度魚が落ち着いた頃に写真をとろうと思って,友人がモンハンをするために遊びに来たときに同行させて一週間後に再度見に行ったという(笑)

 ちなみに,この企画展入口のパネル.普通の人は素通りすると思うし,解説も何も書かれていないけれど,「ヨ」の右側の写真が良いんですよね.こ,これが!って感じで,わかる人にはわかる思わせぶり.

 

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 さて,企画展の内容は世界のハイギョが全種展示! といっても,6種しかいませんけどね.しかし,水草の入ったレイアウト水槽のハイギョはきれいです.種によって動きの活発なものと,そうじゃないのがいる感じかな? 単なる個体差やコンディションの問題かもしれないけれど,唯一の南米産であるレピドシレンが結構活動的.(写真上はプロトプテルス・アンフィビウス,下はネオケラトーダス)

 

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 骨とか,良く似てるけど違うものもいたりします.

 

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土日祝は,こういうイベントも.初日に行ったのはこれが目当てだったんだけど,ちょっと不発でした.ま,生きものですからね.みなさん,成功しなくても暖かく見守りましょう.
 ちなみに,この時はハイギョ展の担当者の人が,休暇日のはずなのに私服で見に来ておられました.そりゃ,気になるよねー(笑) (上の写真には写っておられません)

 
 
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それから,今回は売店の土産物もハイギョグッズがいくつもあります.
これはキャラメルのパッケージの裏表だけど,このかわいい絵のタオル,電卓,シール,せんべいなど,いろいろありました.
 
 
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あとは,こういうこともしてるみたい.トトラボには「くちゃくちゃでろ~ん」を再現したパラパラマンガもあって,おもしろいですよ.
 
 
以下,ハイギョの顔.この展示のドロイは,なかなか大きくて見ごたえがありますよー.

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レピドシレン

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アネクテンス

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ドロイ

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アンフィビウス

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エチオピクス

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ネオケラトーダス

 

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2015.11.20

新刊  『岐阜の自然考 ふるさと ぎふの多様な生きものたち』

2012年1月から2015年5月まで岐阜新聞で連載されていた「岐阜の自然考 調査員からの報告」が,単行本になりました.
 
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●取扱書店(2015.12.8追記)
 
<岐阜県内>
 
自由書房EX 高島屋店
岐阜市日ノ出町2丁目25
058-262-5661
 
大洞堂 本店
岐阜市茜部本郷1丁目1
058-277-4050
 
カルコス 各務原店
各務原市小佐野町1-11
058-389-7500
 
岐阜大学生協書籍部
岐阜市柳戸1-1 岐阜大学内
058-230-1166
 
 
<岐阜県外>
ジュンク堂書店 池袋本店
東京都豊島区南池袋2-15-5
03-5956-6111
 
 
<その他>
アマゾンでも取り扱っています.
 
また,垂井日之出印刷所からも直接購入できます.
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 岐阜の自然の話が主ですが,他の地域の方が読んでも面白い内容も多いと思うので,興味のある方は是非ご購入いただけたら幸いです.

 
 
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【書 名】岐阜の自然考 ふるさと ぎふの多様な生きものたち
【編 者】岐阜の自然考出版委員会
【体 裁】A5判 200頁
【定 価】1200円(税込)
【発 行】(資)垂井日之出印刷所
【刊行日】2015年11月21日
 
【内容】
知ってますか、足元の小さな“宝石”たちを.
あふれだす身近な自然への愛情を18名の執筆者が語る163編の岐阜の自然・動植物エッセイ.
 
 
【目次】
 
出版に寄せて
 
まえがき
  豊かな環境を守る  見て知ることが第一歩
 
平成24年1月~12月
 生態把握、共生に不可欠     
 ムササビ、すみかを失う     
 圧巻スケール、鏡肌岩盤     
 おいしいブラックバス      
 密猟でツグミが犠牲に      
 「川の顔」把握し改修を     
 カタツムリの魅力紹介      
 人間の生活変化で増加      
 「不自然」な水辺の生物     
 「里山代表」復活の兆し     
 金華山、イノシシが増加     
 外来のドジョウが定着      
 春の土手、増える帰化種     
 悪条件でも生きる陸貝      
 鮮やかなミツバツツジ      
 地層に生物絶滅の記録      
 自然保護と生物多様性      
 ケリ、鳴き声でひな守る     
 欲望が自然破壊広げる      
 タヌキ、人里近くに生息     
 緩流の川、メダカに最適     
 美しいサンコウチョウ      
 肉食、陸貝多様性の証拠     
 戻りシラメ、海を知らず     
 昆虫ドラマの「体現者」     
 人が壊すカメの生態系      
 ナマズと「格闘」、今は昔    
 魚影に見る長良川の美      
 農業や生態系に悪影響      
 実は身近に暮らすテン      
 ジシギ類、岐阜市を通過     
 食を支えた夏の魚捕り      
 自生珍しいイチイガシ      
 アブラコウモリ     毎日、大量の蚊を食べる
 里山を守る活動     地域の活気生む手段に
 カマキリ        獲物を待ち伏せて襲う
 ニホンジカ       今夏、金華山麓に現れる
 魚類と貝類調査     清流から生き物が減少
 タニシ         水槽の掃除屋、数は減少
 増殖する外来種カメ   岐阜大構内、駆除へ本腰
 秋を彩るイチョウ    神社や寺など防火樹に
 シカマイア化石     岐阜総合庁舎の壁飾る
 タイワンシジミ     在来種に換わって増加
 ナナフシ        脚切って逃げ、毒を出す
 
平成25年1月~12月
 ニホンリス       貯蔵した木の実忘れる
 チャコウラナメクジ   ヨーロッパからの侵入者
 金華山のヒノキ     自生か植林か、謎多く
 冬のオタマジャクシ   異常気象が生物を翻弄?
 生物多様性       遺伝、種、環境、全て大事
 シモバシラ       冬の野山に咲く氷の花
 ヤマコウモリ      岐阜市の民家、ねぐらに
 冬場の川        寒ブナ捕り、至福の風呂
 レンジャク       ヤドリギと密接な関係
 スナヤツメ       二種類、生態の違い不明
 ナミコギセル      小さな陸貝、市街地でも
 ツキノワグマ      観察するたびに新発見
 シデコブシ       湧水湿地で生き延びる
 春の自然散策      美しい花、生き物大切に
 ニホンイシガメ     岐阜大に保護増殖池造る
 オオゾウムシ      長寿でビールが大好き
 環境対策        的外れな整備はやめて
 ヒメタイコウチ     湿地で待ち伏せ、獲物捕る
 調査で捕れる川魚    お勧め、雑魚の南蛮漬け
 陸貝探し        土中から2ミリの“宝石”
 ハクビシン(白鼻芯)  農作物や住宅に被害も
 溺れ死ぬカエル     「陸域」のない環境増加
 ヌマガイ        岐阜市最大の淡水二枚貝
 キクガシラコウモリ   菊に似た鼻、超音波出す
 オオカワヂシャ     在来植物を脅かす恐れ
 長良川の鮎       「里川」でおいしく育つ
 カワセミ        コンクリ護岸にも営巣
 ニホンイシガメ     保護増殖へ8匹が孵化
 オトシブミ       葉を巻いて育児室作る
 禁鰻のススメ      大量消費で絶滅の恐れ
 アナグマ        岐阜市内、山周辺に生息
 陸貝・アツブタガイ   触角2本、眼は付け根に
 5~6月の長良川    二種類の鮎、まるで親子
 ホトケドジョウ調査   秘境探検、感激の“対面”
 淡水生物の保全     関係機関の連携進む
 水道山の展望台     タカの渡り、上空は壮観
 湧水湿地        多種多様な植物が生育
 金華山のカゴノキ    大きな群落は地域の宝
 カワラバッタ      「河原の忍者」 近年急減
 カスミサンショウウオ  岐阜市の集団、絶滅危機
 長良川のボラ      海を離れ岐阜市で群泳
 ヒナコウモリ      岐阜市周辺に哺育場か
 タイワンリス      金華山の「人気者」減少?
 カサキビガイ      体長数ミリ、落ち葉に生息
 カスミサンショウウオ  希少種の保全、成果着々
 岐阜市の魚類      豊かな水、希少生物生息
 ヒトツバ        岩肌に緑色のじゅうたん
 オオバン        温暖化に反し南へ分布
 スギカミキリ      スギ食害、増加する犯人
 エビ・カニ       身近な動物、少ない種数 
 
平成26年1月~12月
 里山の低木・ヒサカキ   花からは「タクアン臭」
 「捕り子」の密漁     希少生物が多大な被害
 カスミサンショウウオ   岐阜大内でも放流、保護
 カワシンジュガイ     岐阜市でも真珠作れる?
 冬眠するコウモリ類    寒さと食物不足を克服
 ニホンザル        広がる生息域、食害深刻
 ミズワラビ        岐阜市の田んぼで発見
 カワヒガイ        「美味な魚」昔から評判
 コイ その一       水草や貝、大量に食べる
 カスミサンショウウオ   新たな生息地で成長中
 外来鳥「ソウシチョウ」  県内各地でも生息確認
 カワムツ         生息域分断は種の危機
 コバノミツバツツジ    里山のアカマツと共生
 ニホンカモシカ      少ない生息数、食害不明
 食虫植物モウセンゴケ   花の多さ、捕虫量に比例
 タワラガイ        腐敗した軟体を食べる?
 オタマジャクシ保護    在来種、環境変化の指標
 ベニカミキリ       竹で越冬する「かぐや姫」
 コイ その二       残飯処理で全国に放流
 アオハダトンボ      清流に生息、珍しい昆虫
 岐阜市の針葉樹      「松ぼっくり」さまざま
 カメ好きな日本人     身近な存在 よく知らず
 タワケドンコ       夜行性、実際は俊敏な魚
 ヒラマキミズマイマイ   愛嬌ある「水田の妖精」
 ヒゲコガネ        外灯に吹き消される命
 長寿のコウモリ類     冬眠や洞窟利用影響?
 河原の植物たち      過酷な場所、たくましく
 アライグマ        食害深刻、人間にも原因
 本当のタワケドンコ    姿に似合わず繊細な魚
 カブトムシ        雄が発する勝利の“音”
 長良川の名物       鮎を食べて温暖化対策
 サカマキガイ       汚水でも生息の外来種
 ホトケドジョウ      厳しい環境、生息を注視
 岐阜市の照葉樹林     金華山周辺に自然植生
 ヤマトタマムシ      光沢ある翅、枝先で生活
 クツワムシ        クズの繁み、鳴き声響く
 オオベッコウマイマイ   外来種の陸貝、繁殖懸念
 ホトケドジョウ      避暑のため細流に移動
 岐阜市の竹林       薮を整備、公園に“再生”
 シロスジカミキリ     害虫と有益虫、二つの顔
 岐阜大キャンパス     30年かけ豊かな緑地に
 サギ           数種が同じ場所で繁殖
 アカザ          川の変化で希少な魚に
 コイ その三       日本在来種、琵琶湖のみ
 クサガメ         外来種か否か議論二分
 オオケマイマイ      毛が生えたカタツムリ
 石の意思         減少進む二枚貝に酷似
 岐阜市の落葉広葉樹林   里山林の保全活動進む
 ヌートリア        二度の戦争の「被害者」
 魚がいなくなった     川に土砂、繁殖場所失う
 ビロウドマイマイ     陸貝新種、見つかるかも
 
平成27年1月~5月
 良い河川とは?      多様な生物、すめる環境
 ウスカワマイマイ     透けて見える斑点模様
 植林地          人工の自然、手入れ必要
 ホトケドジョウ      鼻のひげ、まるで耳たぶ
 アブラムシ        生態系支える〝昆虫の餌〟
 カミツキガメ       県内各地に広がる危険
 クチベニマイマイ     日本一美しい大型陸貝
 ヨコヅナサシガメ     臭いを出さない「暗殺者」
 メダカとヌートリア    〝同居人〟対照的な扱い
 ヘビノボラズ       とげがある小さな樹木
 ニホンイシガメ      希少種の卵「守りたい」
 アユカケ         姿を見せぬ「清流の住人」
 ヒメツチハンミョウ    「少年時代」は苦難の連続
 ホットスポット      生物多様性の宝庫守れ
 オオゴキブリ       森林でひっそりと生活
 アメリカザリガニ     家庭科の教材に活用を 
 カスミサンショウウオ   域外保全地で繁殖着々
 ミナミアオカメムシ    大害虫、生態系にも影響
 
あとがき
  次に来るもの  自然豊かな未来、現実味
 
執筆者一覧
 
編集後記
 
 
【著者】
 
地形・地質
 川上紳一  岐阜大学教育学部 教授
植物
 田中俊弘  (元)岐阜薬科大学 特命教授・岐阜生物多様性研究会 代表
 近藤慎一  岐阜県植物研究会 会員
植生
 肥後睦輝  岐阜大学地域科学部 教授
哺乳類
 梶浦敬一  ぎふ哺乳動物研究会 会長
 山本輝正  土岐紅陵高校 教諭
鳥類
 大塚之稔  日本野鳥の会 岐阜県支部長
魚類・甲殻類
 向井貴彦  岐阜大学地域科学部 准教授
魚類
 寺町 茂   どろんこ探検隊 代表
 梅村啓太郎 (元)岐阜高等学校自然科学部生物班
 二村 凌  (元)岐阜高等学校自然科学部生物班
爬虫両生類
 楠田哲士  岐阜大学応用生物科学部 准教授
昆虫類
 野平照雄  岐阜県昆虫分布研究会 会員
 中島和典  岐阜県昆虫分布研究会 会員
 奥田恭介  岐阜県昆虫分布研究会 会員
貝類
 川瀬基弘  愛知みずほ大学人間科学部 講師
 高柳茉友子 名城大学農学部
 村瀬文好 ボランティア「風と土の会」、達目洞自然の会 会員
 
※(元)は執筆当時の所属

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2015.08.26

アクアトト 「アフリカ進化の湖」 展!!

世界淡水魚園水族館アクア・トトが,2015年7月18日から12月13日までおこなっている企画展「アフリカ進化の湖」を見に行ってきました.

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 ま,正直に言うとシクリッドにはそれほど愛着も何もないのですが,一応は生態学者かつ魚類学者の端くれとして,アフリカ大地溝帯のシクリッドの進化研究における価値の高さ,これまでに明らかになった驚くべき知見,ビクトリア湖における外来魚と汚染による絶滅の問題,なんかは当然知っていたので,ちょっと見に行ってみるかくらいな感じで出かけたわけです.

 それが,行ってみるとすっごく良い展示でした!

 
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 アクアトトの企画展のスペースは比較的小さめなんですが,今回は狭さを感じさせないレイアウトで,タンガニイカ,マラウイ,ビクトリアの3つの湖ごとの水槽があります.


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まずはタンガニイカ湖.


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タンガニイカ湖水槽のメインは,上下に分けた二つの水槽です.入っているのは主にシクリッドですが,ナマズやトウゴロウイワシカダヤシ目の遊泳魚なんかも一緒に入っています.

 アクアトトには常設の大きなタンガニイカ水槽があるのですが,常設展には無い種類ばかりなので,とても新鮮.しかも,展示種数がすごく多い.

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一応,豆知識ですが,タンガニイカ湖は世界で2番目に起源が古い湖(約2000万年とか)で,生息するシクリッドたちも大きく系統が異なるものが集まっているため,形態的にも生態的にも最もバリエーションに富んでいます.


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次はマラウイ湖.

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 マラウイ湖は,シクリッドの種数が大地溝帯の3湖の中では最も多く,非常にカラフルで見た感じはすごく多様です.しかし,タンガニイカ・シクリッドには基質産卵型や口内保育型など多様な産卵・保育のシクリッドがいるのに対して,マラウイではすべてのシクリッドがマウスブルーダー(口内保育魚).

 これは,マラウイ湖のシクリッドが,一部のタンガニイカ・シクリッドに起源して多様化したため,その共通祖先の性質である口内保育を全ての種が引き継いでいるからだと考えられます.つまり,タンガニイカ湖のシクリッドたちの起源は数千万年も遡るけれど,マラウイ湖のシクリッドたち全部の共通祖先までは数百万年しかないわけです.
 そう思って見てみると,タンガニイカ湖水槽に比べて,確かに形態的には皆似ているような…


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そして最後はビクトリア湖.

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ビクトリア湖は約1万年前に干上がっているため,そこに住む数百種のシクリッドは,1万年前に干上がった後に侵入した一つの種から多様化したとされています.実際,遺伝的にはどの種もほとんど違いが無く,わずかな遺伝子の違いが食性や棲み場所,繁殖行動などの違いを生み出して,「別種」として成り立たせているとされています.

 展示されているビクトリアシクリッドを見ると,種ごとに色が違ったり,顔つきが違ったりしていますが,全体的な形はどれも似ているので,たしかにタンガニイカやマラウイと比べても起源が新しいのだろうな,という感じはします.

 それにしても,ビクトリア湖のシクリッドは実物を見る機会が少ないので,海外の教科書などに載っている派手な魚たちが実際にいるのを見るだけでも楽しいです.


 おそらく,これまでのアクアトトの企画展の中でも,この「アフリカ進化の湖」展で展示されている魚種数は,相当な数だと思います.しかも,知識がなくとも淡水魚らしからぬ色彩豊かな魚たちの水槽は,ずっと見てても飽きないくらい綺麗です.

 しかし.知識がある人が見たら,この凄さはハンパないと思います.大地溝帯の3湖のシクリッドを大量に集めて見比べることのできる機会なんて,めったにないので,全国の生態学者や進化学者は是非とも見にくるべき展示でしょう.

 アクアトトのブログ「おもしろ飼育日記」でも,この企画展のことはいろいろ書かれていて,そちらも見ておくとさらに興味がわきます.とくに,企画展示の裏側を紹介した「企画展「電気係り」がバックヤードをご紹介~「アフリカ進化の湖」日記 Vol.7~」とか,すごくいいですね.
 いずれにしても,予想をはるかに上回るおもしろさだったので,みなさんも機会があれば見に行ってみてくださいませ.

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2015.08.11

平成27年度ゴリ研究会無事終了

今さらの報告ではありますが,7月11日に開催したゴリ研究会,無事に終了いたしました.

御参加いただいた皆様,大変ありがとうございます.懇親会の酒,食べ物も喜んでいただけたようでなによりでした.


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うかいミュージアムが設置してくださった案内板
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会場の四阿.かなり景色がよくて,使い勝手も良いです.
使用予約が入っていない時は,無料で休憩場所として開放されているようです.
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会場入り口.


 主催者だったので,ほとんど写真をとる余裕も無かったのですが,まあこんな感じで.

 来年は,日本魚類学会年会を開催しなければならないのですが,そっちは超超超超めんどくさいので,どうしようかという感じです.ま,魚類学会年会の実行委員長はボクではないので,なるべく委員長に押し付けようとがんばってもらえるようにしようと思います.

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