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February 2012

2012.02.27

ワースト・アセス・コンテスト

日曜日に昼前から実験やって,合間にメール処理,某報告書のチェック,締め切りの近い短文の新聞用原稿の見直しなんかをやっていたら,帰って風呂入って寝るときにはすでに月曜朝6時(苦笑).

 ということで,少し寝てから岐阜で済ませておきたいことをやった上で,三重大に出勤.新しい機械の使い方を教えてもらうためのサンプル準備も済ませたので,ちょっと一安心.

 で,コーヒーを飲んで,いただきもののチョコのストックを食べてから溜まっているいろいろを少しでもやっておこうかと思ったけど,眠くて力尽きてる気がするので,今日は早く寝て,明日やりませう…… まぁ,明日できることを今日やるな,というからね.

 

◆さて,そんな感じではあるけれど,おもしろいものを見つけました.

 

ワースト・アセス・コンテスト

(リンク先から抜粋)
ワースト・アセス・コンテストでは、「日本で最もひどい環境アセスメント」を選ぶことで、
日本における環境アセスメントの問題点を掘り起こしたいと思います。
さらには、一般の人々にはわかりにくいアセス法の仕組みについて、
一緒に学び合う機会としたいと思います。

(チラシから抜粋)
コンテストによって目指すコンセプト

  1. これはヒドイ!というアセス事例にスポットライトを当てる。
  2. アセス法から排除されているものを見つけだす。
  3. アセス法の改善点を見つけだして新たな改正の提案につなげる。

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 見に行きたいけど3月22日か~.東京だしな….最近,愛知県より東に行くのがおっくうなんだよね.九州や沖縄はよく行くんだけど(笑)

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2012.02.23

【お知らせ】現在多忙につき緊急以外の要件の返信は遅れます

一応,人づてに伝わることも期待してアナウンスしておきます.

◆先週末の2/17-20は沖縄に調査に行っており,2/21は矢作川でのダム下流のかいぼり調査に参加してました.その後,2/22から通常営業の予定だったのですが,さすがに連日で疲れたのと,足を少し悪くしたので2/22は病院に行ったりなんかして,あまりシゴト類は進んでいません.標本整理すら,まだです.生体写真や鰭立てをしたいサンプルは,気温が低いのをいいことにバケツに生きたままいれて放置中…

◆と,いうことで.出張などの間に,結構しゃれにならないくらいのメールが届いている上,出張の直前・直後に送られてきたメールにレスが無いということで,また同じメールを送ってくる方もいて,今は事務作業的に大変なことになっています.

 もし,このブログを見ている方で,ボクに送ったメールのレスが無いとか,依頼したことが戻ってこないなどという場合は,そのようなわけで当分進まない作業もあることをご承知置きください.

 特に,内地研究の期限終了間近なので済ませておきたいこと,年度末に集中する大学内の報告書類,日本生物地理学会の会計のシゴト,内地研究から岐大に戻った直後に会議・入試などがたくさんあることなどなど,急ぎのことがたくさんありすぎるので,

緊急以外の要件は,当分返答できません

ということで,よろしくお願いします.

 気まぐれでブログに何か書いたり,簡単な要件のメールは即レスすることもありますが,返事が無いからと言って催促されても対応できない場合もあります.

◆ちなみに,足については,医者によると外反母趾と血中尿酸値の高さの組み合わせで生じる通風みたいなものらしいです(苦笑) 男にしては珍しく外反母趾なのですが,まだそれだけで歩けなくなるほど曲がっているわけではなく(それでも骨は変形してますが),血中尿酸値もここ数年高めなんですが,それで発症した本格的な通風でもないようです.
 しかし,長時間歩くなどの足をよく使ったときに,外反母趾のせいで足の親指の付け根に炎症が起こり,そこに尿酸が溜まりやすくなるので,本格的に通風になるほどではなくても,通風の症状が出るそうです.

 通風になってしまった某先生に聞いた症状とも少し違うし,かといって外反母趾による捻挫みたいな痛みにしてもちょっとなぁ,と思ってたのですが,通風なら内科,外反母趾なら整形外科なので,どの病院に行けばいいか,痛みであまりよく寝られなかった一昨日の夜につらつらと考えて,結果的に「たくさん歩いた後に痛くなったから,外反母趾が主因だろう」と判断して,診察してくれそうな病院をネットで探して行ってみたわけです.

 結果的にそれが正解で,診察してもらったときの雰囲気もかなり良かったです.診断も納得のいくもので,注射と処方薬のおかげで夜には痛みも腫れもなくなったし,一安心.
(六○メディカルモールの,つ○や整形外科さん,ありがとう)

 たぶん内科だったら外反母趾は放置で,食生活とか生活習慣とかについてグチグチと責められて気分を悪くするだけだっただろうな,ということは容易に想像がつきます.

 ただし,整形外科ならどこでもいいというわけではなくて,大学生のときに椎間板ヘルニアとかバイクでこけて膝をわるくしたときに行った静岡市の整形外科は,ひどいヤブ医者だったので,整形外科を警戒してたんですが,今回は良かった.昔はネットが無かったから情報収集もできないし,大変でしたよ,まったく.

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2012.02.14

最近の出版物

ここしばらくの間に書いた小文が続けて出版されたので,一応紹介.

◆岐阜新聞 岐阜地域版(2012年2月8日)

岐阜の自然考 調査員からの報告(4) 「おいしいブラックバス」

 岐阜市の自然環境基礎調査を通じて得られた成果を,わかりやすく紹介して市民のみなさんに岐阜の自然のことをしってもらおうという岐阜市と岐阜新聞の連携企画.すでにストック原稿はいくつか渡してあるのだけど,ボクの原稿の中から最初に選ばれたのが,ブラックバスの話.日本にはオオクチバス2亜種とコクチバスが持ち込まれていること,その始まりは赤星鉄馬という人が「釣って楽しく食べて美味しい魚」として持ち込んだことを紹介したものです.

 記事には写真をつけるんですが,そこでボクがバスのキムチ鍋を作ったときのプロセスを組写真にしたら,上記のタイトルになって掲載されました(笑)

Global Re-introduction Perspectives 2011: More case studies from around the globe.

 IUCN Re-introduction specialist group (国際自然保護連合 再導入専門家グループ)の出版する事例集に,岐阜県のウシモツゴ再導入の話を書きました.ウシモツゴ自体が国内外来種として問題視されないように,かなり気を使っているのですが,ボクの拙い英語力では表現し切れてないよなぁ……

◆アクアライフ2012年3月号 1種類徹底飼育講座 デザートゴビー

 もう長らくデザートゴビーを飼ってないんですが,かつて飼っていたときのことなどをもとに書きました.2002年にも繁殖特集でデザートゴビーのことを1ページ書いてるので,雑誌が出てからバックナンバーを見直したら………10年前の自分,なんて文章が下手なんだろう
_| ̄|○

 30代になってからも,人って成長できるのだということがよくわかります(汗)

 今回は,それなりに完成度の高い文章になってるので,安心して人に読んでいただけます.でも,マイナーな熱帯魚だよな(笑) かわいいんだけどね.

 

◆ちなみに,そろそろ著書・論文・雑文などの執筆が通算100に届く頃かな~,なんて思って数えてみたら,96作でした.他にも書いたけど忘れてるものとか,展示に使われただけでそれっきりの原稿もあるのですが,ちゃんと残っているものだけでも,もうすぐ100とは.思えば遠くに来たもんだ…

 キリ番は,それなりに良い著書か良い論文にしたいものです.

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2012.02.06

官僚たちの八ツ場ダム

◆前回書いた「グローバルリストとガラパゴスリスト」の続き(グローバルリストとガラパゴスリスト(2))が書かれていましたが,う~ん,なるほどと勉強になります.教訓として書かれている,ガラパゴス的なものをグローバルに展開するときに意識するべきというもの,

個人>組織、 スピード>慎重、 公開>秘密、 チャレンジ>セーフティ、 ヨコ>タテ

については,保全全般に言えるかもしれません.(ただし,チャレンジは無茶苦茶なことをする人が好んで言う場合もあるので,気をつけたほうがいいこともありますが.オオカミとかクマとか,いろいろな放流とかね…)

◆標題については,京都新聞で宮本博司さんが書かれたものとして,とあるMLで教えてもらったものです.

 2012年1月27日 京都新聞(夕刊) 現代のことば
 「官僚たちの八ツ場ダム」 宮本博司

 関西以外の方は閲覧困難かと思いますが,多くの人に是非ご一読いただきたい内容です.

 大臣の「中止宣言」は国交省内でとりあえず神棚に乗せておき,その上でダム中止になれば生活再建できなくなるということを地元に広めて,地元は建設を望んでいるという声を作り上げる.

 そして,御用学者を集めた「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」というのを非公開でおこない,従前のダム計画を確認するだけの検証をおこなうことで,神棚から中止宣言を降ろしてしまったという.

以下引用
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この仕掛けによって八ッ場のみならず、説明責任を果たせない理不尽なダムが、今全国各地で次々と建設されだしている。その結果、住民の命を守るために優先的に実施されなければならない対策が後回しにされ、無残に川の命が奪われていっている。
 八ッ場の問題は八ッ場を超えた極めて深刻な問題であることを重く受け止めなければならない。皮肉にもダム建設に批判的であった民主党の政権時代に、官僚の思うがままに、ダム建設に強力なお墨付きを与える仕掛けを作らせてしまった私たち世代は、子供や孫に顔向けできない大きく、取り返しのつかない罪を犯した。慚愧に耐えない。
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引用ここまで

 長良川河口堰をはじめとして,大きな反対運動がある大規模公共事業について知れば知るほど,河川官僚が人命も財産も守る気が無く,環境なんてひとかけらも考えてないのがよくわかります.

 しかも,建設推進のためにデマを流し,地域社会を分断させ,人心を撹乱する手法が定番として行われていることがわかると,国土交通省は悪の巣窟かと言いたくなります.

 それに対抗するには,その正反対のことをするのが王道ですが,なかなか難しい.素人目には,河口堰問題をはじめとして,さまざまな問題に対する愛知県知事・名古屋市長のやりかたは,こうした官僚の仕組みを分かった上で,カウンターとして正反対のことを進めているように思うのですが,まっとうなことをすると「選挙のための単なるパフォーマンス」だとかなんとか言われるわけです.

 政治家なんだから選挙で勝てなければ意味が無いので,パフォーマンスは当然でしょう.しかし,パフォーマンスであろうとなかろうと,現状を打破するためには,何がしかの行動は必要なわけです.

 いろいろとね,なんとかならないものかと思いますね…

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2012.02.04

節分

◆ふと気付くと,節分が過ぎてました……豆もまかず,恵方巻も食べず(笑)

 心の鬼を追い出したほうがいいんじゃねーの,と思うような相手に豆をぶつけてやればよかったと思わなくもないのですが,まあ,しょうがない.

 どうでもいい話だけど,2/3はM大で夕方から修論発表の練習があったので,23時過ぎまでつきあってました.

 それで,合間の休憩時に友人のY氏が恵方巻き,恵方巻きと言い続けるので,話していると,もともと京阪神出身なので子どものときから欠かさずに(今みたいに販売戦略として普及するよりはるかに昔から)食べていたとのこと.冬至のかぼちゃや七草粥も欠かしていないらしいのですが,一人暮らしでよくやるな~,と思ったものの,ふと気がついて,

「自分の無病息災を願う年中行事はともかく,クリスマスやバレンタインは?」

と尋ねたところ,

「キリスト教じゃないから!!」

と,言われてしまいました (ノ∀`) アチャー

 ま,無病息災は大事だし.ケーキもチョコも不健康な食べ物だからねー(棒読み)
(でも,ボクはいただけるものは何でもありがたくいただきます.酒でもいいよ.)

◆ところで,ネットで見つけたちょっと重要な話.

「グローバルリストとガラパゴスリスト(1)」

http://meta.mo-blog.jp/35blog/2012/02/post_e583.html

 IUCN版レッドリストに掲載されていないと,非常に危機的な絶滅危惧種が海外では軽視される,という話.で,しかもIUCN版は不正確だという…

 より広域を対象とするレッドリストと,狭い地域を対象とするレッドリストでは,同じ種に対して評価結果が異なることはあります.対象種が広域に分布する場合,一部地域では極度に減少していて,それ以外の地域では比較的生息数も生息場所も多いような場合です.

 しかし,日本固有種の場合,その分布域の全てが日本国内なわけですから,「日本国内での評価=世界での評価」でなければ,理屈の上ではオカシイわけです.日本で研究が進んでおらず,逆に海外の研究者が充分なデータを持っているということならともかく,そうではない事例がなぜ生じてるんでしょうね? IUCN版リストには関心を持っていなかったのですが,ちょっと気になる話です.

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2012.02.02

「岐阜から生物多様性を考える」

P2011358

標題の本が岐阜新聞社から出版されました.まだ,著者の手元に届いたばかりなのですが,購入したい場合は岐阜新聞情報センターにお問い合わせください.

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<目次>

■はじめに  森秀樹・小見山章

■序説 生物多様性序説  小見山章・加藤正吾

第1章 岐阜県の生物多様性と立地

 岐阜県における被子植物の多様性と分布
   高橋 弘

 長良川の魚たちは今? : 河川における生物多様性の現状
   向井貴彦

 岐阜県の地形・地質の多様性 : 「世界一・日本一の宝庫」
   小嶋 智

第2章 身近な自然と生物多様性

 身近な湧水湿地に生育する植物たち
   肥後睦輝

 樹木の遺伝的多様性の保全を考えるー絶滅危惧種,緑化・鑑賞木,分布変遷と遺伝的多様性ー
   向井 譲

 海を渡る虫たち : その多様性と撹乱
   土田浩治

 河川生態系の保全を考えるー汽水域生態系が消失した長良川下流を例にー
   古屋康則

 森林はどのくらいCO2を吸収するのか? -人工林と二次林の比較ー
   大塚俊之

第3章 生物多様性の保全に向けて

 森林の時間・空間・人間
   小見山章

 環境保全型農業と生物多様性ーぎふクリーン農業の取り組みもふまえてー
   荒井 聡

 野生動物管理学的視点からの生物多様性と人間社会
   鈴木正嗣

 岐阜県の生物多様性 : 淡水魚と河川管理の観点から
   森 誠一

 カワウとイヌワシと生物多様性
   須藤明子

 シカと生息環境との関係から生物多様性を考える
   安藤正規

■おわりに

■著者一覧

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P2011359

↑中身はこんな感じ.

 

 それと,この本が売れても著者には印税は入ってきません.(たしかそのはず)

 きっと,品切れになっても重版しないんじゃないかな… 限りなく自費出版に近いのですw

 謹呈用にたくさん買っておいたので,直接会うことのある人には差し上げることもできます.

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