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2011.10.05

魚類学会

◆9/29-10/2と3泊4日で弘前大学に日本魚類学会年会参加のために行ってきました.
 
 直前の9/27-28は準備で忙しくなるかと思って予定を空けていたのですが,案外平気そうだったので暖かいうちにサンプリングへ.県内では国内外来魚のハスを採集したかったのですが,目的のものは採れないし,食あたりか何かで時々吐き気に襲われつつという,辛い日々でした…
 
 しかし,学会に行って毎日飲み食いしていたら,全然大丈夫で,むしろ体調が良い感じでした.飲みすぎたのは到着初日だけで,その後はほどほどに飲んでいたのですヨ,一応.
 
 
◆いろいろな発表を聞いてきたのですが,多くのデータが集積されてきた結果としてのモデリングが興味深いですね(自分がモデルを作るのは無理な気がするのですが…). 口頭発表とポスター発表をされていたYさんの研究は過去や未来を予測する重要なツールとしての力を感じたし,ボクのポスターの隣で発表していたIさんの研究は環境調査の精度を大幅に底上げするようなものでした.
 
 Iさんの希少ハゼ類の生息予測モデルは,その場の環境パラメータから,どのような種類がどの辺にいるかを予測するものなので,環境調査の際に希少種を見逃しにくくなる,というものですが,魚を探すセンスのある人の能力をPCに移殖するような感じですね.将来的には,そのモデルを利用したPCの指示に従えば,適切な調査が出来るという… 飲みながらの冗談では,水生昆虫にも対応したver.Nに裏コードを入力すると希少種を採りつくすデストロイ・モードが起動するという話になってたっけ? 危険だ(笑)
 
 
◆他には,オークションに,以前から欲しかった古書が出品されていたので,それなりの値段をつけて落札.
 「大人げない」と言われたりもしたけれど,大人だからできるのです!
 
 
Pa051117
↑これですよ,これ.
日本産コイ科魚類の生態・生活史に関連する研究をするには必携の本です.著者のサイン入りですが,謹呈されている方は,すでに亡くなられている植物学者の先生ですね.
 
 古書として普通に購入する場合,「日本のコイ科魚類」は,だいたい5~10万円なので,それ相応の価格でガチに落としにいったわけです.その分,他の本にはしょぼい値段しかつけなかったので,これ以外に落札したのは2冊だけ.そのうちの一つは三木成夫の「胎児の世界」です.「胎児の世界」は¥200円で落としたけど,100円でも落札できたかも.
 しかし,「胎児の世界」は,と学会の本でもチラッと名前が出ていましたが,落札してからぱらぱら見てると,いやはやすごいわ(笑).科学書として読もうとすると頭痛がするけれど,トンデモ本として割り切ってみると,ぶっとんだ表現が本当に味わい深い.江戸川乱歩,夢野久作,安部公房あたりが好きな人にはオススメ.今回落札したのは1983年の初版本ですが,アマゾンを見るといまだに増刷されてるっぽい.
 
 
◆帰宅して,月曜日はさすがに疲労回復と荷物の整理,飼育動物の世話などで一日が過ぎてしまい,火曜日には長良川下流でサンプリングしてから三重大へ.
 
Pa041097
で,狙っていないときに限って,こういう欲しかった魚が採れたりするんですよね……


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