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March 2011

2011.03.18

平常

震災関連の情報もかなり整理されてきたようです.被災者の早期救済と,なるべく早い復興を願うしかないわけですが…

 ちなみに,うちの学部で医師免許を持つK先生は宮城県の病院に支援に行くようです.すばらしい.

 しかし,卑小な自分は,何もできずに通常通り行動しております…とはいっても,やはりこちらはこちらで社会を維持していく必要があるわけですから,各地域内で果たすべき役割を持つ個人が軽々に行動するわけにはいかないですし,鬱になってぼんやりしていても仕方ないので,がんばって平常運転しましょう.

 でも,いくら平常運転が大事とは言っても,大学内での年度末の業績評価とかなんとかの報告書の類を書かされていると,むなしくなります.無意味だ(苦笑).
 
 ただ,せっかく今年度おこなった講演とか,自分の名前が出た新聞記事とかを数えたので,メモ代わりに下に載せておきます.
 
 
<市民等対象の講演 12件>
2010.4.30 名古屋パタゴニア 講演
2010.5.15 岐阜県から生物多様性を考える研究会(岐大応用生物科学部)
2010.6.5 市民による豊かな海づくり大会
2010.6.19 岐阜県高等学校文化連盟 自然科学部会 第5回 研究向上講座
2010.7.6 岐阜市民講座第1回
2010.7.13 岐阜市民講座第2回
2010.7.17 日本魚類学会自然保護委員会 市民公開講座「レッドリストと生物多様性の危機」—魚を絶滅させないためのリスト作り
2010.7.20 岐阜市民講座第3回
2010.7.24 岐阜大学環境講座 河川管理と生物多様性の保全(岐大院連農,河合塾岐阜校)
2010.9.10 岐阜大学さんかんがく セミナー 「岐阜県の川と魚たちの現状」
2010.12.6 岐山高校 SSII 講義
2010.12.13 The学(高山市役所)

↑これだけあると学会発表するのがめんどくさくなるのはしょうがないですよね? ね?


<テレビ出演 1件>
2010.7.9 19:30-19:55 NHK総合(中部) ナビゲーション

<新聞記事 17件>
2010.4.22 岐阜新聞
2010.5.4 中日新聞岐阜県版
2010.5.9 岐阜新聞
2010.5.14 中日新聞
2010.5.26 中日新聞岐阜県版
2010.5.27 読売新聞(中部版?)
2010.6.2 朝日新聞岐阜県版
2010.6.3 朝日新聞岐阜県版
2010.6.5? 読売新聞岐阜県版 
2010.6.6 中日新聞岐阜県版
2010.7.3 中日新聞夕刊
2010.7.13 岐阜新聞
2010.7.28 岐阜新聞
2010.7.30 岐阜新聞
2010.10.29 岐阜新聞
2010.11.22 岐阜新聞
2010.11.23 岐阜新聞

↑講演も新聞記事も7月までに集中しているのは,岐阜県でおこなわれた「豊かな海づくり大会」の関連が多かったからです.
 
 
 それと,蛇足ながら個人的に平常運転が大事だと思うのは,非被災地での社会維持のためであって,被災地を含むような広域に関連するイベントは,よっぽど必要性の高いもの以外は当面中止が良いと思うのですよ.それなのに「こういうときこそやるべきだ」みたいに変に燃える人って,いやだなぁ…と思います.
 ま,単なる愚痴ですが.
(でも,そのために働かされるのは憂鬱ですwobbly 数少ないとはいえ東北地方宛の不急の郵便なんて,今送るべきじゃないだろうに…)

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2011.03.14

震災

◆この震災で想像を絶する津波被害と,その上さらに原発の事故まで起きています.

 津波の被災地域に直接の知人は少ないのですが,三陸地方沿岸には海洋生物の研究に関する大学や企業の研究機関がいくつもあります.行ったことがある施設は釜石,大槌,気仙沼,知人がいるのは女川と,いずれも町全体が壊滅したところばかりです.

 そうした研究機関の中で,女川にある東北大のフィールドセンターには直接知っている大学院生がいるので,非常に心配していたのですが,今日の昼に携帯に電話してみたところ,たまたま地震のときは仙台に移動中で無事だったとのこと.センターの人たちも無事だとのことで,本当に安心しました.
 もちろん,多くの方が亡くなっていることは残念です.それでも知っている人が無事だったことは,本当にありがたいことです…
 
 
◆ところで,地震のあった3/11の夜,なんとなくアマゾンで買いたいものを見つけて,ポチッと購入ボタンを押してしまいました.
 その直後に「あ~,地震で交通機関が止まって帰宅難民が何万人もいるのだから,すぐにモノが届くことはないだろうなぁ」と気づいたのですが,翌朝7時半ごろにアマゾンからメールで「発送しました」とのこと.
 
 
 ……… え? 「発送できません」じゃなくて,「発送しました」?!
 
 
 目が点になったのですが,確かに月曜日には大学でモノを受け取ることができました.
 関東以外の倉庫から発送したのかと思ったけれど,差出は確かに「千葉県市川市」.
 
 おそるべし,アマゾン.いや,おそるべきは配送する佐川急便か.なんと頑健な日本の宅急便!

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2011.03.12

岐阜から

今日は後期日程試験のために大学に出勤してますが,試験開始が1時間繰り下げなのでちょっと時間ができました.

 この試験のために札幌で開催されていた日本生態学会大会を途中で抜けて,昨日の昼の飛行機で帰ってきたのですが…ちょうど中部国際空港に着いて,電車に乗ってちょっと経った頃に地震があったようです.(東海地方の電車内では揺れはわかりませんでした)

 千歳-中部の空路は生きているので,仮に札幌に遅くまでいても帰宅できたでしょうけど,関東東北への便が欠航して混乱した千歳空港から被災地を飛び越してということになったら,精神的に辛かったかな,と…
 
 いつか見た映画のような場面がテレビで繰り返し流れていますが,さすがに軽口もたたけません.

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2011.03.03

国破れて山河無し

2/20-22と徳之島に行ったり,その後に前期日程試験があったり,あれやらこれやらで,せっかく離島に行った楽しいこともブログに書く余裕がナッシング…
 

◆しかし,余裕がないとは言っても,ちょっと腹立たしい事実に関する新聞記事などを記しておきます.

「外来魚駆除」の看板を下ろした滋賀県(2011年3月2日 YOMIURI ONLINE)

 滋賀県がこれまで行ってきた「外来魚駆除釣り大会」を,単に「釣り大会」として日本釣振興会と共催していくという話.記事によれば『県は「日釣振の理解を得るための工夫で、迎合したわけではない。まずは『ブルーギルだけでも、一日だけでも協力し合いたい』という考えだ」としている。』とのことだが,迎合以外の何物でもないでしょう.滋賀県オワタ\(^o^)/
 
 
 外来魚情報交換会における当該の事に関する質問への回答はこちら.

滋賀県における外来魚のリリース禁止に関する取組
 発表者:川村泰男(滋賀県琵琶湖再生課)へのご意見・ご質問
 
 
 行政の中の人の回答というのは,いつも同じような様式で書かれているので,これも典型的な役人答弁ですが,おそらくポイントは「平成21年3月のレジャー審議会において(中略)等の意見が出されました」「平成22年3月の同審議会から次のとおり答申を受け(中略)釣り関係者と話し合いを始めました」という部分.
 
 各都道府県や市町村にある「審議会」の類は,実はあなどることのできない影響力のあるもので,その審議会にどのような人がいるかによって,行政の施策の方向が大きく変化します.この場合は,審議委員を集めておこなった会議の場での方向性のようですが,県によっては(?)個別の問題はいちいち会議に諮らずに特定の審議委員の意見だけいただいて,それで物事を決めることもあります(G県の自然環境審議会とかね).
 
 ですから,どのような審議会に,どのような人物が有識者として選ばれているのかというのは非常に重要なので,昨夏に魚類学会自然保護委員会がレッドリストシンポを開催したときに,話題提供として話せるようにG県に審議会の委員の選出手順などについての事実確認をしておいたことがあります.

 一応,メモ代わりに以下に残しておきます.

(こちらからの質問へのG県の回答内容)
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Q1. レッドリストの検討委員は,どのように選出されるのか?
A1.岐阜県のレッドデータブック改訂調査検討委員会の委員につきましては、レッド初版の委員をベースとして、当時、県内を中心に各方面でご活躍されている学識経験者を抽出し選定させていただいております。

Q2. リストに基づく条例化などの際に,県が意見を求める「自然環境保全審議会」の委員の選出方法は?
A1.県自然環境保全審議会自然保護部会につきましても、レッドと同様に、県内を中心に各方面でご活躍されている学識経験者を抽出し選定させて頂いております。(担当は地球環境課 自然保護・公園担当です)

Q3. 上記2つの委員について,市民団体や学会等から見て異議がある場合,異議申し立てをして委員の交代を求めることは可能か?
A1.ご質問いただきました、「委員の交代」についてですが、異議申し立ての内容が、審議会等で県が期待する審議していただくべきところが審議されないようなものであれば、別途、県で調査をしたりして検討委員会の委員長なりと調整をすることとなるかと思います。

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 ということで,悪く解釈するならば,審議会の委員というのは,「県が選び」「県に不都合がなければ交代させることはない」ということになります.
 
 そして,行政は基本的に議員から何か言われれば,従わざるを得ないのですが,審議会が適切な人材で構成されていれば,ある程度のブレーキはかかるでしょう.しかし,審議会を行政にとって都合の良い有識者(いわゆる御用学者)で構成していたら? あるいは,「レジャー審議会」の場合であれば,自然環境よりも釣りなどのレジャーを振興することを重視する委員の声が大きかったら? そこに問題となる団体とつながりのある議員からの一声があれば?
 
 
 ま,憶測を書いていても仕方ないのですが,仕組みを知らないと対策のとりようもないですからね.

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