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2010.05.21

研究会・報告書・テレビ放送など

この一週間は忙しかったなぁ….いや,それ以前からか?
もちろんプライベートな用事もぼちぼち入れているので,まったくの仕事漬けだったわけではないですが,平日は結構大変な感じでした.
 
 
◆先週末の「岐阜から生物多様性を考える研究会」は,準備不足のために我ながらイマイチでした…
 ストーリーの骨格が少し崩れていて,なおかつ時間超過で質問時間無しとなったのが痛恨のミスです…
 
 
◆週明けの月・火は,講義と会議をこなしつつ,長良川河口堰問題に関する報告書の原稿を印刷会社に渡せるように教育学部のK先生と二人がかりで原稿のチェック&体裁統一.すごーく大変でした.
 しかし,おかげで水曜日に1限の講義を終えた後,無事に印刷会社の方にプリントアウト原稿一式と電子ファイルを渡すことができましたよ.やれやれ.
 この報告書については,6月初旬に校正刷りが完成して,その後遠からず製本して出版するので,6月6日に記者発表の予定.
 
 
◆水曜日(5/19)は原稿の納入後にNHKの記者さんから電話があって,これまでボクのところで取材した内容をもとに18時10分頃からの枠内で放送があるとのこと.毎月第三水曜日はくだらない凶受会があるのですが,17時頃に終わったおかげで放送を見ることができました.

 放送内容は,5/22の国際生物多様性の日に合わせて放送していた特集の一つだったのですが,この日は「国内外来種問題」が取り上げられていました.特筆すべきは,琵琶湖産カワニナを,それが本来いなかった岐阜市の河川に毎年大量に放流することへの問題提起がなされたことで,これまでマスコミ各社がほのぼのネタとして好んで報道してきた「放流イベント」を,はっきりと否定したわけです.

 生物多様性や自然を守る,ということをマジメに考えれば,よそから持ってきた生き物をむやみやたらに放流して良いはずがないのは容易に理解できることです.しかし,放流したがる人達は感情的で声が大きいために,役所やマスコミも声の大きいうるさい人々を優先してきたような気がします.それをあえて否定したのは,英断と言えるでしょう.若い記者さんのまっすぐな感覚と,それを生かした局の判断に,正直感動しました.

 たった一度の放送で何かが変わるわけではありませんが,COP10開催を機会に「生物多様性とは何か?」ということをマスコミ各社の方々が学び,報道してくださるおかげで,少しでも自然や生き物を守るための風向きが良くなることを願ってます.
 
 
◆木曜日(5/20)には,今度はA日新聞の記者さんが来られて,長良川の現状のことなどについて取材されました.あんまりまとまった話にはなりませんでしたが,これまで地元のG新聞やC日新聞が連載してきた内容とは,少し違った方向で記事を作っていきたいようです.

 実は,以前からA日新聞のオンライン版で北米における外来種問題の写真特集が掲載されていたのですが,まさにその記事を書いた記者さんだったので(これまでに東京→北米→岐阜と異動してきたのかな?),ちょっと期待できそうです.
 
 
◆木曜日の午後は長良川本流の魚類調査とため池の調査.長良川は前日の雨で増水してましたが,ぼちぼちの成果.ちゃんと許可を得た上での調査なので,長良川本流で投網打ちまくり.快感ですw これで水量がもうちょっと少なかったら最高なんですが.
 
 
◆そういえば,2008年の秋に採集したスッポンを飼育しているのですが,5/20朝に水槽内に白いモノがたくさん沈んでいました.なんだこりゃ?と思ってよく見たら…
 
 
P5202929
卵の殻でした.
 
 
 採ったときは500円玉くらいのサイズだったのが,ずいぶん大きくなったとは思ってましたが,まさか卵が産めるくらいに成熟していたとは.
 
 
P5202928
総排泄口が後ろの方にあるように見えたので,未熟なオスかと思ってたら,成熟した女の子だったんですね.

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