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May 2010

2010.05.27

外来種問題…

◆昨日は,朝8時前に研究室に出てきて,夜12時過ぎに帰宅の途についたので,さすがに今日は疲れ気味.
しかし,午後からは定期的な調査に出かけました.ため池2カ所と小河川ですが,一方のため池は在来種が多く,もう一方は外来種がほとんどでした.
 
 

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多項目水質測定器に興味を惹かれて寄ってきたブルーギル.好奇心旺盛でカワイイ魚ではあるのですが,在来種を押しのけてこいつらばかり増えてしまってはね…
 
 
 で,さすがに疲れが溜まってきたので,採集の後に久しぶりに温泉に行ってきました.はぁ〜,癒される.
 
 
◆先日,読売新聞の記者さんから取材を受けていたのですが,その内容がCOP10関連の連載記事として掲載されたようです.

4つの危機(4)外来種 密放流…生息40都県に ――いのちの環 生物多様性COP10
 
 と,いうことで今回もボクの名前が入ってます.調査風景の写真は無いですか,と言われたのでM大のY先生の写真を送っておいたのですが,そちらは使われなかったというウラ話はこちらを御覧下さいませ.

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さくらんぼ

先日の土日は,久しぶりにゆっくりと体を休めて,その上で水槽の水換えをしたり,風呂掃除をしっかりしてみたりしました.ぴかぴかの風呂は気持ちが良いです.

◆5/24月曜日は講義が2つ.教養セミナーでは大学内の水路で魚採りをさせるつもりだったけど雨天中止.代わりにWWFの作った琵琶湖のDVDを上映しました.

◆5/25火曜日は午後から研究室のフリーザーの中身を移動させて,霜取り.はげしく霜がついていたので,かなーり大変でしたcrying
 ちなみに,その途中でC日新聞の記者さんが来訪.

◆5/26水曜日は1限に動物生態学の講義.その後,職場巡視,次にA日新聞の記者さんの取材.昼食後は「クリーンキャンパス」(全学的なゴミ拾い)に参加.その後は高校生のスーパーサイエンスの授業として,うちの研究室で実験.忙しかったけれど,今日は色々他にもできごとが…

 ・中日新聞岐阜県版の連載企画「アユは語る」第4部の最後は「国内外来魚問題」.先日報道されたオイカワの結果に含まれていた「ダム湖の魚は大半が国内外来魚」という話です.今は同種の地域集団としか思われていなくても,いずれ別種にされることがあるということの説明にヨドゼゼラなどの話も含めた内容でした.

 ・各研究室に配属を希望する2年生の志望理由書の提出が終わって,うちのゼミには2名の希望者がいました.この子たちは来て欲しいなー,っていうか,この子たちが希望してくれなかったらショックだよなぁー,と思っていた二人だったので,本当に良かった良かった.
 相変わらず女子学生ばかりなんですが.ボクが選り好みしてるわけではありませんので念のため.

 ・自家製?というサクランボをいただいたのですが,食べてみると甘味が少なくて物足りないので,果実酒にすることにしました.夕方,一通りのシゴトが終わってから夕食の買い出しを兼ねて,ビンと氷砂糖と焼酎を購入.ビンは標本用2リットルビンを使おうかと思ったのですが,学生に「やめてください」と言われたので,果実酒ビンにしておきました.
 
 
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右がサクランボ.これだけでは具が少ないので,イチゴを追加してみます.
 
 
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これで,あとは暗室に放置.うまく漬かるといいなぁ♪

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2010.05.21

研究会・報告書・テレビ放送など

この一週間は忙しかったなぁ….いや,それ以前からか?
もちろんプライベートな用事もぼちぼち入れているので,まったくの仕事漬けだったわけではないですが,平日は結構大変な感じでした.
 
 
◆先週末の「岐阜から生物多様性を考える研究会」は,準備不足のために我ながらイマイチでした…
 ストーリーの骨格が少し崩れていて,なおかつ時間超過で質問時間無しとなったのが痛恨のミスです…
 
 
◆週明けの月・火は,講義と会議をこなしつつ,長良川河口堰問題に関する報告書の原稿を印刷会社に渡せるように教育学部のK先生と二人がかりで原稿のチェック&体裁統一.すごーく大変でした.
 しかし,おかげで水曜日に1限の講義を終えた後,無事に印刷会社の方にプリントアウト原稿一式と電子ファイルを渡すことができましたよ.やれやれ.
 この報告書については,6月初旬に校正刷りが完成して,その後遠からず製本して出版するので,6月6日に記者発表の予定.
 
 
◆水曜日(5/19)は原稿の納入後にNHKの記者さんから電話があって,これまでボクのところで取材した内容をもとに18時10分頃からの枠内で放送があるとのこと.毎月第三水曜日はくだらない凶受会があるのですが,17時頃に終わったおかげで放送を見ることができました.

 放送内容は,5/22の国際生物多様性の日に合わせて放送していた特集の一つだったのですが,この日は「国内外来種問題」が取り上げられていました.特筆すべきは,琵琶湖産カワニナを,それが本来いなかった岐阜市の河川に毎年大量に放流することへの問題提起がなされたことで,これまでマスコミ各社がほのぼのネタとして好んで報道してきた「放流イベント」を,はっきりと否定したわけです.

 生物多様性や自然を守る,ということをマジメに考えれば,よそから持ってきた生き物をむやみやたらに放流して良いはずがないのは容易に理解できることです.しかし,放流したがる人達は感情的で声が大きいために,役所やマスコミも声の大きいうるさい人々を優先してきたような気がします.それをあえて否定したのは,英断と言えるでしょう.若い記者さんのまっすぐな感覚と,それを生かした局の判断に,正直感動しました.

 たった一度の放送で何かが変わるわけではありませんが,COP10開催を機会に「生物多様性とは何か?」ということをマスコミ各社の方々が学び,報道してくださるおかげで,少しでも自然や生き物を守るための風向きが良くなることを願ってます.
 
 
◆木曜日(5/20)には,今度はA日新聞の記者さんが来られて,長良川の現状のことなどについて取材されました.あんまりまとまった話にはなりませんでしたが,これまで地元のG新聞やC日新聞が連載してきた内容とは,少し違った方向で記事を作っていきたいようです.

 実は,以前からA日新聞のオンライン版で北米における外来種問題の写真特集が掲載されていたのですが,まさにその記事を書いた記者さんだったので(これまでに東京→北米→岐阜と異動してきたのかな?),ちょっと期待できそうです.
 
 
◆木曜日の午後は長良川本流の魚類調査とため池の調査.長良川は前日の雨で増水してましたが,ぼちぼちの成果.ちゃんと許可を得た上での調査なので,長良川本流で投網打ちまくり.快感ですw これで水量がもうちょっと少なかったら最高なんですが.
 
 
◆そういえば,2008年の秋に採集したスッポンを飼育しているのですが,5/20朝に水槽内に白いモノがたくさん沈んでいました.なんだこりゃ?と思ってよく見たら…
 
 
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卵の殻でした.
 
 
 採ったときは500円玉くらいのサイズだったのが,ずいぶん大きくなったとは思ってましたが,まさか卵が産めるくらいに成熟していたとは.
 
 
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総排泄口が後ろの方にあるように見えたので,未熟なオスかと思ってたら,成熟した女の子だったんですね.

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2010.05.14

中日新聞記事「木曽三川に“外来種”西日本型」

先日、ちらっと予告した記事が、本日(5/14)の中日新聞夕刊に掲載されました。
昨夜から今日の昼12時前まで記者さんと情報をやりとりしていたので、記事のウラでは結構手間がかかってます。(それにしても昼12時近くまで記事を作っていて、午後4時頃には配達されているってスゴイな。)


オンライン版もあります。

木曽三川に“外来種”西日本型 オイカワすみ分けピンチ (2010.5.14中日新聞夕刊)
 
 
 少し言い訳しときますが、掲載されているオイカワの写真は工学部の水上精栄さん撮影のものです。撮影者名を添えて送ったんだけどな…
 また、記事のタイトルはボクがつけたわけではないので「すみ分け」という用語の使い方が、本来のものと少し違うのは、ボクのせいではありません。
 研究者なら論文にしてから公表すべし、という人もいるかもしれませんし、それはもっともな意見なのですが、外来種問題などの保全に関わることは、いかに広く問題意識を共有してもらえるかが重要なので、公表を優先しました。
 
 
 それと、この記事の出る前日・当日には、次のような報道もあったので、文面がそちらを意識してるような感じもありますね。

NHKニュース ハリヨ“米原の川では絶滅か”(2010.5.13)

ハリヨ:地蔵川のハリヨ、絶滅か 「イトヨと交雑、別種に」--岐阜経大調査 /滋賀 (2010.5.14毎日新聞)
 
 
 新聞社としては張り合っている部分もあるのかな、とは思いますが、国内外来魚による自然環境の変化を憂う身としては、さまざまなところで、問題を啓発してもらえるのは重要なことだと思ってます。
 今回のオイカワとハリヨについては、普通種であるオイカワが広域にわたって遺伝的に攪乱されていることと、絶滅危惧種のハリヨの残された生息地がピンポイントで失われたという内容なので、さまざまな面で対照的なのですが、いずれにしても共通するのは、「本来その地にいたものが、交雑によって別のものになることで、失われてしまう」という問題です。

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2010.05.12

予告を少し…

今日の1限は、配布用のプリントの印刷に手間取って始めるのが遅れたけれど、なんとか無事開講。アブナイアブナイ(苦笑)

 その後は、職場巡視とか、会議とか、会議とか、があって、その合間に実験しつつ、夕方には飼育しているドンコ類の餌の小魚を採りに行ったりしてました。

◆しかし、本当はそんなことをしている場合ではなく、土曜日に開催される研究会の要旨を書いたりしなければならないのです。

 今週土曜日のはこれ↓
岐阜から生物多様性を考える研究会
 
 
 こういう話に興味のある近隣の方は、是非御参加ください。
 
 
 しかし、講演要旨を三日前までに、ということではあるのですが……ヤバイ、間に合わん(ま、明日午前までにメールで送れば許容範囲でしょう、きっと)
 
 
◆それとは別に、もしかしたら明日の中日新聞には、ボクのところで研究した内容の話が記事になってるかも…… 確証はないですが。

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2010.05.11

くらげ

今朝は、午前中に会議も講義もなかったので、さすがに昨日までの疲れもあってゆっくりと出勤。

 しかし、出勤してしまうと、あとはアレコレいろいろやらねばならないことがあって、あっという間に時間が過ぎてしまいます……

 夕方になって、いいかげん明日の講義の準備もしなきゃならないし、某学会の新年度になってからの会計のシゴトも、ほとんど手をつけずに堆積しているので何とかしなければならないし……と、思いつつ、なんとなく現実逃避でK先生にもらった稚魚用地引き網の獲物のエタノール固定標本のビンを開けて、中身のソーティングと計数をしてしまいました(苦笑)

 K先生の学部の組合の潮干狩りで、稚魚用地引き網を遊びで引いた獲物だそうですが、

ウグイ 1
コウライモロコ 3
オイカワ 4
アユ 2
カジカ小卵型 8
ボラ 43
スズキ 8
アシシロハゼ 18
マハゼ 312
ビリンゴ 10
ゴクラクハゼ 2
ヒメハゼ 1

ということで、普通種ばかりの詰め合わせでした。ちょっとがっかり。ショウキハゼとかキセルハゼとかのレア物が入ってればテンション上がりまくりだったのに。


 そんなこんなで現実逃避しつつ、お腹が空いたので土産に買ってきた「くらげ入りまんじゅう」に自分で手をつけてしまいました。
 
 
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この、食欲をそそらないパッケージデザインが最高ですw
 
 
 で、その後、再度の現実逃避でブログ書き… 明日は1限の講義があるので寝坊しないようにしなければ…

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2010.05.10

春の東北

5/7-9は山形県まで行って来ました。
帰ってきて、今日は朝9時から会議、11時から取材を受けて、午後は3限と5限が講義というハードスケジュール。朝飯を食べそこねて出かけたら、3限が終わるまで食事を取るチャンスがなかったです…
crying


◆ネットで興味深いニュースを発見。

「いきもの元年」放流禁止 コイの悩み(朝日新聞,2010.5.09)

 M大にいるYさんのブログで知った記事で、さっそく図書館で読んでみましたが、なかなか良い感じです。記事そのものはネットに無いようなので、概要はこちらで→ 魚増ブログ
 
 
◆5/9の岐阜新聞の連載には、またボクの名前が出てました。

ぎふ海流 第7章 地域力の再生
地域固有性の保存 人間も「生態系の一部
 
 ずっと前に取材を受けた内容が忘れた頃に記事になってたりするので、いつどこで自分の名前が出てくるかわからないという、このスリル(笑)
 とりあえず、この記事の写真には働き者のうちの弟子二人と、手伝ってくれたMJ大の学生さんが写ってます。
 
 
◆上記2つは、どちらも国内外来魚に関連する記事ですが、先日発行された魚類学雑誌に掲載された「国内外来魚問題」の記事もウェブで公開されました。
 
 
 
◆山形では、今回は同年代のハゼ神様を東京から召還することができたので、山大のH先生とC君の協力を得て、サンプリングをしてきました。その成果の一部は、いずれ淡水魚好きの世界に衝撃を持って迎えられることでしょう……
 
 
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 春の山形、本当に綺麗な景色でした。
 
 
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 立ち寄った加茂水産高校では、たまたま手に入ったというカワヤツメの成体を見せてもらいました。キモッ! デカッ!  左の水槽の小さいのはスナヤツメ(種不明)の成魚ですが、なんという大きさの違い…
 
 


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そういえば、ドジョウも大きいのが採れました。標準体長約200mmで、尾鰭を含む全長は25センチ近くありました。
 
 


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 あとは、クラゲに力を入れている加茂水族館で展示を見て、クラゲアイスを食べてきました♪
 この写真はミズクラゲの仲間です。DNAを調べると、ミズクラゲと呼ばれる動物には多数の種が含まれているようで、この写真はsp.1と呼ばれるものだそうです。(展示には書いてません。最近クラゲ研究者になっているC君の解説です)
 
 
 
 それにしても、いろいろお力添えをいただいたみなさん、本当に感謝です!

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2010.05.05

連休おわり

ついに長かった連休もおわり。残念です。

もう、すっかり自宅警備員もしくは研究室警備員としての生活に馴染んでいたのに(笑)
 
 
◆声が出なかった件については、一人で引きこもっていると誰とも会話しないので、正直治ったのかどうかよくわからないところもあったんですが、5/3の夜に、たまたま人と会ったときは、若干風邪声ではあっても普通に喋れたし、今日(5/5)の昼頃に某テレビ局の記者さんからの電話で叩き起こされたときは、起き抜けであるにもかかわらずちゃんと喋れたので、ようやくほぼ完全に治ったようです。
 
 
◆先日のパタゴニアでの講演については、中日新聞の岐阜版で小さな記事になっていたようです。
 
 徳山ダム建設中止を求める会事務局長ブログ
 長良川の魚たちは今-パタゴニア・名古屋店での講演会

 
 このブログ主さんは、それなりのお年の方なんですが、頭脳明晰で話の要点を的確に理解されるので(この講演に限った話ではないのです)、とてもスゴイ人です。

 また、お店でいただいた講演後のアンケートの「非常に良かった」「良かった」「普通」「良くない」の意見を集計してみたら、

非常に良かった 16名
良かった 11名
普通 1名
良くなかった 0名
選択せず 3名

というふうになってました。すばらしい。顧客満足度87%! 声が出てれば90%越えたんじゃないかな?(笑)

 ちなみに、記事には導水路云々と書いてありますが、実際はそれほど導水路の話に時間は割いてません。あくまでも河口堰による汽水域生態系の消滅と、その上でさらに「長良川はダムが無くて可哀想だから徳山ダムの水を流してあげましょう」という国土交通省中部地方整備局のフザケタたわごとを紹介したくらいです。
 
 
◆他には、連休中は基本的に自宅で静養しており、たまに研究室で動物の世話と原稿書きをしてたくらいです。「自宅で静養」といっても、狩りと裁判には随分時間をかけてますけどw

 とりあえず「狩り」はG級の2段階目のキークエストを進めようとしたのですが攻撃力不足で時間切れになるため、まずは武器の強化をしてました。たぶん、これでいけるはず。

 あとは、買ったは良いけど見てなかった特撮DVDをまとめて見たのですが、今回見たのは「ガス人間第一号」(1960年)、「地球防衛軍」(1957年)、「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」(1966年)、「ULTRAMAN」(2004年)の4作。いずれも初見ではないのですが、ガス人間と地球防衛軍は文句なしの傑作で、20年ぶりくらいに見たもののあらためて感動するほどでした。
 特に「ガス人間第一号」は話の焦点がうまく絞ってあるので、ストーリーや演出に一切無駄が無く、突拍子もない設定でありながら(たぶん設定だけ聞いたら呆れる人が大半だと思う)、それに巻き込まれた人々のリアリティを感じさせる描写がすばらしい。そして、話の核となるのが二組の主人公の男女であり、一方が「普通の幸せ」であるがゆえに、もう一方の「普通の幸せを決して得ることができない」二人の悲恋を浮き立たせてしまいます。決して救済できない、かといって野放しにもできない、そして野放しにされたとしても誰も幸せにならない、それゆえの結末へとつながります。
 高校生の時に深夜放送されたのを見て「へぇー!」と感動した憶えがありますが、その後20年の間にさまざまな映画を見た上で、それでもなお、見直して感動する作品でした。こちらが年を取った分、深読みもできるし(笑)。
 他のものは…「地球防衛軍」は日本のSF戦争物の「起源にして頂点」ですね。「サンダ対ガイラ」は特撮が素晴らしくて、最初から最後まで「対怪獣作戦」の映画なので、ある意味、男の子の求める理想的な映画のはずなんですが……徹頭徹尾「対怪獣作戦」だと飽きますね(笑) 「ULTRAMAN」は、かなり新しい作品で、劇場で見たときはおもしろかったけれど、古い名作を続けざまに見た後だと、やはり見劣りします…

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2010.05.02

治癒

水曜日から声が出なくなったことについて,無理して講義などしていたから治らなかったのかとも思っていましたが,それにしても症状が良くも悪くもならないので,これは普通の風邪ではないな,と思って土曜日にネットで調べて見ました.

 で,おそらくはマイコプラズマなどの細菌感染による咳という見当がついたので,抗生物質さえ手に入ればすぐに治ると思われたわけですが,抗生物質は医師の処方箋が無ければ入手できず,医師の診察をうけるためには5日間も待たねばならないという医療崩壊日本の現状!(平日にガンバッテ働く人間は死ねということでしょう)

 ま,でもこんなこともあろうかと,以前手の怪我が化膿したときに,病院で処方してもらった抗生物質をほとんど使わずにキープしていたので(思ったより軽症だったので使わなかっただけですが),ドラッグストアで咳・たんの症状を抑える薬を買って,それと抗生物質を飲むようにしたら,一日で急速に回復しました.やはりね.

 良い子は真似しちゃダメですよ,と念のために書いておきますが,せっかく生物系の博士号をもっているのだから,処方箋なしでも医薬品を購入できるくらいの特権は欲しいですね.ウイルス,細菌,真菌のそれぞれの生物学的特性と免疫系の基本は理解しているし,各医薬品も説明を見ればおおよそ理解できる能力はあるのですから.


 「鋼の錬金術師」の国家錬金術師のように,博士号を持った人間というのは,普通の人には無い特殊な知識や技術を持っていて,それを使いこなせるということになっているのですから,もうちょっと優遇して欲しいもんです.今の博士号のメリットって,大学教員になれる「可能性がある」というだけで,大学教員や研究機関に就職できなかったら社会のお荷物であるかのような現状は,ヒドイとしか言いようが無いし.
(いつぞやの報道では,「博士」が就職できるように,博士を採用した企業に数百万円の補助金を国が出す,とかいう事業がありましたが,結果的に採用してくれる企業は増えなかったとか.お金をつけても断られる博士号所持者って,いったい…)


 そういうわけで,裏ワザを使った自助努力のおかげで風邪が治ってきたので,今日は水槽の水替えしたり,朝から洗濯物を干したりできました.よかったよかった.


追記:このブログもずいぶん長いことやっているので,07年度以前の記事は書評などの有益そうなものを除いて削除しました.コメントもブログの内容に関係ないものは削除しました.

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2010.05.01

パタゴニア名古屋店

月曜日に風邪が治ったかと思いきや,火曜日からせきが出るようになって,水曜日の午後には声がだんだんと出なくなりました.

 結局,のどの調子が悪くても大学に出るとしゃべらないわけにはいかないので,治りが遅いのか?

◆とりあえず4/27(火)はパワポ作りで一日使ってました.

◆4/28(水)は1限に「動物生態学」の講義.しかし,少しせきも出るし,つらかったので,早めに講義を切り上げました.ところが,午後からGZN高校の子達が実験するために研究室に来た頃から,声の出が急激に悪くなってしまったので,高校生の実験の指導は,うちの4年生二人に任せることにしましたが,かなりうまく対応してくれて大いに助かりました.

◆そんなわけで4/29(木・祝)は,風邪を治すために家に引きこもり.声も出さないようにしていたので,会話は夕飯をコンビニに買いに出たときに店員に「箸は要りません」と言っただけw
 それでも,前夜に生きる希望が湧くような出来事があったので(←ちょっとおおげさ),ゆるゆるとモンハンしたりDVD見たりして養生してました.

◆しかし,4/30(金)になっても声の調子は回復せず.
 それでも,いろいろ用事があるので研究室に出て,午前中はY新聞の取材に対応して,午後は5限に教養セミナーで1年生の相手.さすがに声があまりにもヒドイので,早めに終わらせてもらいました.
 
 そして,その後すぐに電車で名古屋へ.

 これは,ずっと前から「パタゴニア」というアウトドアブランドの名古屋店で,「長良川の魚たちは今?」という題目での講演を頼まれていたからで,火曜日に一日かけてパワポを用意したのもそのためでした.幸いなことに開催時間にはちゃんと間に合って,講演も声が最悪なことを除けば,かなりうまく行ったほうかな.30~40人くらいいたお客さんのアンケートでも,ほとんどの人が講演内容が「非常に良い」「良い」のどちらかに丸を付けてくれていましたから,本当にありがたいことです.

 そんなこんなで,声がつぶれたままなのですが(唯一のモテポイントが 泣),GW中に引きこもって誰とも会話しない予定なので(メールは除く),養生してればすぐ治るでしょう,きっと…

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