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2009.10.27

「国内外来魚シンポ」講演要旨公開

◆先だって10/12に東京海洋大学でおこなわれた公開シンポジウム「国内外来魚問題の現状と課題」について,講演要旨を学会年会参加者以外にお渡しできなかったので,日本魚類学会のホームページからPDFをダウンロードできるようにしてもらいました.

↓シンポのページ
http://www.fish-isj.jp/event/sympo.html

 ただし,年会の講演要旨集そのままではなく,若干の改訂がしてあります.
 改訂の一つは,シンポの概要についての文章を,あまり練れていない講演要旨集版ではなく,学会HP版にしてあるということ.もう一つは横川さんの講演要旨を御本人の希望に従って改訂版に差し替えてあります.

◆このシンポの連絡先となったおかげで,シンポの前後にいろいろな話が来ました.

 一つは,以前にも書いたSPA!の取材.もう一つは某新聞社の名古屋支局の方が「国内外来魚」についての話を聞きに来ました(すぐに記事にするわけでは無さそう).

 さらに,先々週に某民放局の皇室番組のスタッフの方から電話があって,唐突に「ニホンですか,ニッポンですか?」と聞かれました…学会の年会事務局に連絡が取れなかったので,ボクに電話してきたようですが,ようするにナレーションをするときに「ニホンギョルイガッカイ」と読めばいいのか「ニッポンギョルイガッカイ」と読めばいいのかが知りたかったみたいです.「ニッポン」と読む人は見たことがなかったので,「ニホンでいいんじゃないですか? 間違ってても誰も文句言いませんよ」と伝えておきましたが,ここはあえて「ニッポンですよ!」と教えた方がオモシロかったかな?

 そして,タイムリーなことにシンポで講演してもらった中で出てきた「滋賀県産イチモンジタナゴ」のネット販売事件も最近報道されました.Googleニュースで「イチモンジタナゴ」と入れて検索すれば記事が出てきますが,産経の報道はおおよそ正しく,時事ドットコムや毎日で「DNA鑑定したところ、琵琶湖産ではないことが判明した」とされているのは誤報のようです.

◆本日の1限は「環境保全論II」の講義で,前回はレッドリスト選定手順の説明をしたので,今回は選定された絶滅危惧IA類の実例としてリュウキュウアユとイタセンパラの話をしました.イタセンパラは天然記念物であり,種の保存法で守られているはずなのに,密猟者がいて,あまつさえ販売されているのに逮捕者が出ない,ということを毎年話しているのですが,今回はイチモンジで逮捕者が出たので,さっそくのその記事を配布して,これで少しはマシになるかも,ということを説明しました.

 しかし,講義の感想を書いてもらったのを見ると,非常に好意的な感想がある一方で,「魚の話ばかりなので集中して聞くことが出来なかった」という意見も… う〜む,魚以外だと裏事情や詳細を知らないので,表面的な話になってしまうんだけどなぁ…

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