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2009.05.27

顎口虫検査その後

Result1
↑前回の顎口虫検査の結果では微妙に抗体が反応していたので,念のために血液をM大学の寄生虫学講座で検査してもらいました.
 
 
Result2
↑これが,その結果の所見です.スクリーニングよりも特異性の高い方法としてELISA法を使ったようですが,それならスクリーニングはどういう手法を使ってるんだろ?
 
 

Graph
↑結果にグラフが付いていて,ポジコンと比較すると明らかに血清中の抗ドロレス顎口虫抗体が少ないため,検査結果は「シロ」ということのようです.
 
 
 ELISA法は,血清中の特定の種類のタンパク質等の濃度を知る方法なのですが,ぼくが学部生の頃はまだほとんど普及していなかった技術です.当時は血清中のタンパク質を測定するにはラジオアイソトープを使うRIAなんかが使われていたんですが,その後の10年余りで蛍光色素を利用した技術が著しく進んだから,こういう寄生虫症の検査にも簡便に使われてるようですね.
 
 
 ちなみに,ヘビを生食したので顎口虫感染のおそれがあるということをヨメ様に話したところ「なんで生物の専門家がそういうことをするかなぁ!?」と怒られたので,「食物連鎖に介入したかったから」と答えておいたのですが… 食物連鎖には介入できても,寄生虫の生活史には介入できなかったようですね.いや,それで良かったんですけどcoldsweats01

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