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2007.10.29

読書(90年代小山田いく作品)

夏に実家で発掘して持ち帰ったマンガの中で,小山田いくさんの作品を少しずつ読破しました.

といっても,全作品を持ってるわけではなく,ほとんど90年代のものだけなのですが,あらためて良い作品だな〜と感心しました.

 とりあえず読んだのは,

・ウッドノート(全8巻)
・フォーナが走る(全4巻)
・合歓リポート(全1巻)
・ラスト・シーン(全1巻)
・迷い家ステーション(全5巻)
・風の宿(全8巻)
・むじな注意報(全5巻)

 この中で,「合歓」は持っていたつもりなのに本箱に入っておらず,「むじな」は3巻までしか買っていなかったので,それらは急遽アマゾンで買い足したのでありました・・・むじなの古本は高かったな・・・

 さて,その中で「ウッドノート」は以前も書きましたが高校のバードウォッチング部の話.

 「フォーナ」と「合歓」は環境問題を題材にしたアクションホラーとアクションじゃないホラー.15年以上前の作品なのに,小道具などが古くさくないのはさすがというべきか.特に,「フォーナ」は携帯電話っぽい小道具やネットっぽいものを使う描写があって,そうしたものがほとんど見られなかった時代に描かれた作品なのに違和感がないというところが驚きです.

 「ラスト・シーン」と「むじな注意報」は学園青春ものです.

 で,久しぶりに読み返して,もっとも良かったのが「迷い家ステーション」.

 第三セクター鉄道の終着駅に勤める30才くらいの駅員が主人公の,ある意味,と〜っても地味な話なんですが,すごく良いのです.コミックが出た当時は,ぼくも20代前半で,そんなに共感しなかったんですが,今この歳になって読むと,何ていうか,すごく心にしみるんですよ.ということで,現在ローカル線に乗りたい欲求が個人的に燃焼中です.

 あとは,「風の宿」も,奥さんの連れ子だった娘と一緒にバツイチで田舎に帰って動物診療所を開く32歳のオジサンの話なわけですが(よくまぁ,こんな話が少年チャンピオンに連載されてたもんだ),これもまた心にしみる話で・・・最終話が,ちょっと不安な終わり方なのですが,「むじな」でその後の状況がわかる話がでてくるので,そちらを読むと安心できますw

 いずれにしても,「迷い家」と「風の宿」はテレビドラマにしたらすごく良い感じになると思うなぁ.

 ただ,こうした作品群のほとんどは,今では本屋で手に入らないんですよね.ウッドノートは復刊したのが発売されているみたいですが,他のは出るのかな? 

 さて,そんなわけで手持ちの小山田作品は読み終えたので,ネットで見るとめっちゃ評価の高い「すくらっぷ・ブック」なんかの復刊本を購入して読もうかな,と思って,まずは1巻を購入.
 しかし,一冊¥2300円で4巻まであるのは高いなぁ・・・

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