« 琵琶湖のコイは貴重だった | Main | 観賞魚 »

2005.06.30

読書

最近はブログに読書感想文を書いてないけど,何も読んでないわけではないんですよ.出張とかの時は本を読むチャンスなので「詭弁論理学」とかワトソンの「DNA  」とかおもしろいのも読みました.なかなかどちらも読み物として秀逸です.

bass_kujo
 また,先日秋田のバス駆除シンポにいったときに購入した「オオクチバス駆除最前線」(杉山秀樹著,無明舎出版)はバス駆除の現場の実践報告として重要な本です(左の写真).まだアマゾンにも出ていませんが,こういう本がありますよ,ということだけでも知らせておきたいと思います.


 それから,昨日生協書籍部で見つけた本で「外来水生生物事典」というのもありました.結構常識的な視点で書かれており,ブラックバスだけではなくさまざまな魚の水産放流,学校教育でのメダカやカエルなどの無配慮な放流など,そうした多くの「外来種問題」に目を向けさせようという点では良い内容ですね.全国の小学校に配布して先生方に読んでもらいたいです.
 ただし,この本の著者らはオオクチバス釣り場のゾーニング(自然水域の一部のみ釣り場として認める)をおこなって,その収益をそれ以外の地域の環境復元に使えば良いのではないかと主張していますので,この点にだけ思ったことを書きます.
 このアイデア,ごもっともな感じはするのですが,バス釣り業界で(バス駆除を含めた)環境保全に金を出したところってありましたっけ? バス釣りはウン百億円市場だとよく聞きますが,それならそのわずか1%程度でも(数億円?)環境復元のために寄付や助成金として業界が出していれば,今のような状況にはならなかったんではないのでしょうか? 希少種生息地でのバス駆除やその他諸々の環境復元にびた一文出してこなかった業界に(もし,お金を出している例を御存知の方がいたらお知らせ下さい.訂正しますので.)上記のようなものを望んでも,実際的にはありえないことでしょう.残念ながら.

|

« 琵琶湖のコイは貴重だった | Main | 観賞魚 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5018/4770120

Listed below are links to weblogs that reference 読書:

« 琵琶湖のコイは貴重だった | Main | 観賞魚 »